近年、6~8月の平均気温はずっと上昇しています。蒸し暑い中でも、トレーニングや試合が行われるため、その中でもよいパフォーマンスを出し続けるためには早めの対策が必要です。アスリートが夏バテする原因は、高温多湿での運動による、体温調節機能の低下、栄養不足、脱水、睡眠不足などがあげられます。夏バテを予防するためには、生活リズム、睡眠、食事からの栄養補給、水分補給に気をつけることが大切です。
アスリートが、夏バテせず暑い夏を乗り越えるために、今からでできるポイント3つをご紹介します。
急に暑い日が続くと、冷たい飲み物や食べ物を口に入れたくなりますよね。大量の汗をかいて、体温が上昇しているときは、冷たい飲み物は体を冷やす効果があります。しかし、通常の水分補給や食事で冷たいものばかり飲食していると、胃腸に負担がかかり、食欲低下の原因につながります。また、食べるものも冷たい麺類、アイスクリームなどに偏ると、栄養バランスの崩れも心配です。夏の食事でも、適度に温かい食べ物や汁物も取り入れることを意識していきましょう。
暑い日に、運動した後はなかなか食欲が湧きにくい人も多いと思います。夏バテの原因の1つとして食事量が少なく、エネルギー源をはじめとした栄養素が不足し、不調を感じます。夏バテ予防のためにも、食事量はしっかりとれる工夫が必要です。例えば、汗をかいた後は、シャワーを浴びるなどリフレッシュしてから食事をとるといいでしょう。シャワーが難しい場合は、汗を拭き、着替えるだけでもOKです!また、食べるときの環境も大切です。可能な限り、涼しい部屋などでゆったりとした気持ちで食べることで、副交感神経が優位になり消化が促進されます。涼しい部屋がないときは、氷や扇風機など、冷やしグッズも上手に活用しましょう。
暑い中の運動では、大量の汗をかきます。その分水分補給をしっかりしないと、脱水リスクが高まります。水分補給のポイントは「こまめに」とることです。喉の渇きを感じてから、水を一気に大量に飲み過ぎると血中のナトリウム濃度が低下し、危険な状態に陥ることもあります。喉の渇きを感じ前から「こまめな水分補給」を習慣づけましょう。
また、運動前の食事では、暑い時期でもみそ汁やスープを飲むことで、塩分や野菜からのカリウムなど汗で出てしまうミネラルの補給ができます。
【参考文献】
「&DNA®」“遺伝子と共に生きていく”という想いがこめられています。遺伝子は、一生変わることのないジブンそのものです。「&DNA®」は、ジブンの可能性を最大限に発揮できる一助になれると確信しています。 各スポーツに特化した開発を今後も続け、さらにはスポーツだけに留まらず健康分野にも拡大し、シリーズ化して参ります。